高齢者の脱水症・・・

ここ最近、続けて高齢者の脱水症に遭遇しています。
この間まで、元気に食べて、デイサービスにも楽しそうに行っていたのに、ここ最近食欲もなくなって、床に伏している・・・・といった同じような症状です。
本人に話を聞いていると、
「みんな、水やお茶やと勧めてくれるけど、全部飲んでいると、お腹がチャポチャポになって、ご飯が食べれん。水ばっかり飲むから、トイレも忙しくて疲れる。だからこれ以上、お茶や水は飲みとうない!!」
といった答えが返ってきます。

暑い日が続くので、脱水症防止に水分摂取は大事ですが、高齢で消化機能が落ちているところに、冷たい水分ばかり摂らされたのでは、胃腸の調子も悪くなるというのも納得できます。
せいぜい、室温程度に温くなったものの方が、胃には優しいでしょうね。
水分と同時にある程度エネルギーも摂る方が効率的なので、糖分やビタミンの含まれているスポーツ飲料などもいいでしょう。最近は、ゼリー状で口当たりよくしたものも市販されており、そういったものも上手に利用していく事が大事です。
何とかの一つ覚えのように、「お茶」、「水」ではね・・・・。

「口から入れたくなかったら、点滴しようね」と、300ml程度の点滴をして、ちょっとした栄養補給と水分補給のための高カロリージュースを処方して、自宅療養をお勧めしています。
脱水症がよくなってくると、ゆっくりと食欲が回復していきます。


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