タミフル耐性インフルエンザウイルス

少し古いニュースですが・・・・。

「タミフル耐性インフル検出 横浜で、患者5人から」
記事:共同通信社
提供:共同通信社
【2008年2月29日】
 治療薬のタミフルが効かない耐性インフルエンザウイルス(Aソ連型)が、横浜市で計5人の患者から検出されたことが、同市衛生研究所の調査で28日分かった。少なくとも3人は集団感染とみられる。別の治療薬リレンザは有効。
 同研究所は、検出は一時的なものとみているが「Aソ連型の治療では薬の選択に注意が必要」と指摘している。
 5人は横浜市の同一区内で1月28日に受診した8-13歳の男女。うち3人は同じ小学校の児童で、残りの2人は同じ医療機関を受診した。いずれも、タミフル服用前の検査で耐性ウイルスが見つかった。
 耐性ウイルスはその後検出されていないため、同研究所は「局地的な流行だった」とみている。ただ「タミフル耐性の拡大を防ぐためには、症状が改善しても、5日間のタミフル服用期間中は会社や学校を休む必要がある」と呼び掛けている。
 タミフル耐性のAソ連型ウイルスは今冬、欧米でも検出されており、世界保健機関(WHO)などが警戒している。



普通、インフルエンザにかかって、適切な時期からタミフルを服用すると、2日目には解熱する事がほとんどです。
しかし、タミフル耐性だとそうはいきません。
通常の経過をたどるので、4~5日は40度近い発熱と全身倦怠感が続きます。
しんどいですよね・・・・。
当院にかかられた患者さんでも、タミフルをのんでも全くと言っていいほど解熱しない方がおられて、耐性ウイルスだったのかなと考えています。

タミフル耐性のインフルエンザウイルスの出現は、以前から懸念されていたことです。
日本でのタミフル信仰ともいえるような乱用を続けていれば、耐性ウイルスの出現は時間の問題とも関係者では言われていました。
でも今回、日本より前にヨーロッパでタミフル耐性インフルエンザの流行の報告がありましたが、タミフルをあまり使っていないノルウェーでの耐性ウイルスの検出率が70%だったことなど、タミフルの乱用が耐性ウイルスを呼び込んだとばかりはいえないような感じでもあります。

とにかく、これからのインフルエンザにはタミフルが万能とはいえないということです。

もちろん、アマンタジン耐性ウイルスもありますし、これからリレンザ耐性のウイルスも出てくると思います。

では、私たちはどうしたらいいのでしょうか。

ここはやっぱり、

予防に徹する

ということでしょうね。

自分のためだけでなく、

   流行を予防する意味でも、

ワクチン接種が大事になってきます



この記事へのコメント

おろ
2008年03月03日 22:59
まこさん、こんばんは。
ノロが順番にまわってきました、おろです。
ふむふむなるほど。まこさんのブログはほんとためになります!!
タミフルも効かないなんて怖すぎですね。
うちは予防接種は受けるようにしています(痛いんで1回・・・)

話変わってネイルもオシャレだねー。
まこさん、オシャレにも気を使っててかっこいい!
2008年03月04日 09:27
おろ様(^^♪

おろさんにノロがうつったんだ・・・・。
なんか韻をふんでいる。オカボが喜びそうだね。
それより、ノロの方は大丈夫なの?
結構しんどいと思うけど・・・・。特に最後の人が一番しんどいものね。
お大事に。

今度ネイルしてあげようか?
最後に、インフルエンザは2回受けたほうがいいよ。
あやのすけ
2008年03月05日 22:18
アーヤは1年生ですが、身体が大きいのでタミフルを処方されたようで3日で熱が下がりました。
でも、インフルエンザも多様化して来てほんと・・・になりましたネ。。。
やっぱり予防が大事!!ってことですネ!
2008年03月06日 08:11
あやのすけ様(^^♪

アーヤちゃんはタミフルを飲んだのなら、多分早く身体は楽になったのでしょうね。よかったです。予防注射をしていても、今年は罹る方が多かったですが、結構軽く済んでいるなという印象です。
1歳未満の乳幼児と10代の小児にはタミフルは処方しないこととなっています。10代に突発的な問題行動が多かったという厚生省の見解からです。
すごく疑問なのですが・・・・。
インフルエンザも然り、生活習慣病も然り・・・。
予防できるものは、きちんと予防していくという普段からの姿勢が大事ですね。 

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