エジプト旅行記⑫ ~らくだに乗ってギザ・ピラミッド観光~

大変お待たせいたしました。
次なる観光は、エジプトと言えば、誰もが知っている
ピラミッド・スフィンクス
です。

ここで、ちょっとお勉強time
ピラミッドは、上エジプトと下エジプトを統一し、絶大な権力を手に入れたエジプトの古王国時代の王のお墓です。
お墓と言っても、この頃の王は特別な存在であり、肉体の死で終わる存在ではなく、その魂は復活すると信じられていました。ですからピラミッドはその魂のための終の棲家であり、なお且つその魂の再生のために必要なものだったのです。
この頃のお墓であるピラミッドはスフィンクスや葬祭殿などと一体となったピラミッドコンプレックスをを形成しています。このため、王の墓は誰が見てもすぐ解かったため、後の王の力が衰えてきた中王国時代に、盗掘と略奪が繰り返されたと言われています。
その後、新王国時代に入り、王が再び力をつけてきたとき、古王国時代の墓の二の舞とならないために、王の墓の場所は秘密裡に建造され、葬祭殿などとは別の場所に埋葬されることとなり、これが王家の谷と言われています。
また、新王国時代には古王国時代ほど権力が絶大ではなかったこともピラミッド建設に至らず、自然の岩場をピラミッドに見立てて、お墓を作ったとも言われています。

ちょっと、歴史が繋がりましたか?
と言う事で、ピラミッド観光です。

ギザの街中の道を走っている時から、ピラミッドがチラチラ・・・・。

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ピラミッドが見えるたびに、あちらでパチリ こちらでパチリ

どんどん街中を抜けて、最近新しくなったクフ王のピラミッドの入り口に近づいていきます。

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らくだに乗った警察の姿も見えます。

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私がシャッターを切った直後にガイドさんが
「らくだに乗った警察の写真は撮らないでくださいね!!」
もう遅いって・・・・

クフ王のピラミッドは、最も大きく、基礎部分の一辺は230.3m、傾斜角は51.5度、現在頂上部分が9mほど崩壊していますが、建築された当時は高さが146.6mと言われています。
何はともあれ、ご覧あれ

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とにかく大きいんです。
積み上げてある石の大きさは私の背丈を優に越えています。こんな大きなものをどうやって積み上げたのでしょう?
しかもピラミッドは正確に東西南北を向いており、古代の人の測量能力の高さを示しています。

もちろん、クフ王のピラミッドの中に入りました。
1日300人の入場制限は午前と午後で150人づつとなっています。
本当ならチケット販売開始の時間までに全員が並ぶ必要があるらしいのですが、そこは賄賂の横行するエジプト社会。。。(; ´Д`)
私たちは並ぶことなく、事前にアシスタントの人が購入したチケットで、すんなり入場です。

現在、私たちが入る入り口は、9世紀に盗掘に入ったアル・マムーンが開けたものをそのまま使っているとの事で、本来の入り口はもう少し上にあります。

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中の写真はカメラを持って入れないのと、真っ暗なのとで撮れないのですが・・・・。
それ以上にあの体勢で写真は撮れないです。
王の玄室まで大回廊を行くのですが、本来人間が通るために作ってあるわけではないので、とってもとっても、とんでもなく狭くて急な階段です。
中腰の体勢で、足元の悪い永遠に続くかと思われる階段を登っていると、そこまで努力して盗掘した盗賊の気持ちが少し味わえます。
中腰が耐え切れなくて、少し腰を伸ばして、頭に激痛もありの大変な道のりです。
昔は、玄室までたどりついて、素晴らしい財宝を見つける事ができたのでしょうけど、私たちがたどりついた玄室は、真っ暗で、空っぽの石棺のみ。
ちょっと虚しい・・・・。

これは、太陽の船博物館です。

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太陽の船とは王が復活したあと、天空を往来するために使うもので、昼の船と夜の船の対になっています。
私たちは入らなかったのですが、博物館の中には、復元された太陽の船が展示されています。

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この崩れかけたピラミッドは、クフ王の王妃たちのピラミッドです。

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そして、これはカフラー王のピラミッドです。

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帽子をかぶったように見えるのは、四角錐の頂上部分には石灰石の化粧石が、基礎部分には花崗岩の化粧石が残っていて、太陽の光を反射してキラキラ光っていたと言われる姿を想像できます。
カフラー王のピラミッドはクフ王のピラミッドより高い台地に作られたので、私たちの目にはこちらの方が大きく見えるから不思議です。

そしてこれが、三大ピラミッドの最後、メンカウラー王のピラミッドです。

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このピラミッドは、南側に王妃たちの小さなピラミッドを従えています。

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と言う事で、
『絶景パノラマポイントで、らくだに乗ろう!!』

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ちょっと匂うけど、可愛いらくださんたちでした。

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さて、次はお待ちかねスフィンクスです。
今私たちが目の前にしているのは、カフラー王のピラミッドコンプレックスの中にあるスフィンクスです。

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角度によってはこんな写真も・・・。
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スフィンクスを手なずけちゃった・・・

ピラミッド・コンプレックスと言う考え方は、上からの地図を見てもらえるとよく解かると思います。

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ピラミッドの前に葬祭殿があり、長い参道はナイルの河岸に立てられた河岸神殿まで続いています。そして、スフィンクスとスフィンクス神殿や、王妃のピラミッドを従え、ぐるりと周壁に囲まれていたと言われています。

いかがですか?
思いっきりエジプトを満喫できました?
やっぱり、エジプトと言えば、ピラミッドとスフィンクスですよね。

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この記事へのコメント

あやのすけ
2008年09月21日 08:52
そう!やっぱりエジプトといえばこのイメージ♪
あ~ピラミッドにスフィンクスやっぱりこの目でいつの日か見てみたいです!!
”ラクダは危険な場合もあります”なんて注意書きもありますが、実際は大丈夫でした?
でも臭うなんて注意書きはどこにもありませんよね!?

ピサの斜塔と同じでスフィンクスの頭なでなでなんて写真はやっぱりみなさん?

エジプトから奪略された品々が大英博物館にどうどうと展示されていることは有名!
それでもイギリスは紳士の国なんですよね?
2008年09月21日 09:57
あやのすけ様(^^♪
ギザにあるピラミッドは、目の前まで街がきているので、ピラミッドを見て感動したあと、ふと振り返ると普通のエジプトの街並みなんですよね。。。。ちょっとショック。
その点、翌日オプショナルツアーで行ったサッカラのピラミッド群は本当に砂漠のど真ん中にあるので、形こそ小さいけど、イメージどおりのピラミッドを味わえます。

ラクダに乗ることは添乗員は最後まで勧めませんでした。以前落ちた人がいたとの事で・・・。実際、急に立ち上がるので、ちょっと怖かったみたいです。私は、カメラマンに徹して乗らなかったのですが、娘は乗った感想で言ってました。
「キャ~、怖い~。もうこのまま座ったままで、写真だけでいい~。降ろして~。」
って、ラクダが立ち上がるのが怖くて、ぶりっ子している新婚さんがいましたっけ( ̄m ̄*)プッ

スフィンクスとキスする写真もあるのですが、まだ未成年なので、解禁できませんヘ(__ヘ)☆\(^^; 
ならこ
2008年09月21日 11:38
らくだとピラミッドとスフィンクス、やっぱりエジプトと言えば、これが欠かせませんよね。

ピラミッドの中って入れるんですね。毎日、すごくハードなスケジュールで、その上、足場の悪い階段まで登って、本当にお疲れさまです!
2008年09月21日 15:21
ならこ様(^^♪
ピラミッドの中は、公開しているものは、入って見学できます。クフ王のもののように入場制限しているものもありますが・・・・。
中に入るのなら、吉村先生の解説付きなら面白いでしょうね。暗くてよく見えないのと、変な姿勢でひたすら道をたどるだけなので、位置感覚がわからなくて、何をどう想像したらいいのかわからなくなります。
王の魂カーがどのような動きをするか、吉村先生ならある事ない事交えて、面白く解説してくれそうです (≧∀≦)
エジプト古代ロマンですね♡♡
うつうつ胃
2008年09月21日 16:45
出ました!これぞエジプト!スフィンクス手懐けちゃって、カッコ良すぎデス!!
複雑な古代エジプト史の解説、スッキリまとめられて、さすが~。
私がエジプトに出会ったのは、初めてツタンカーメンの棺が日本に来た中学生の頃。絶対、行くんだって、思ってましたが、果たせず。代わりにロゼッタストーンのレプリカ(ドイツ語解説)、クレオパトラのパピルスの栞。両方ともお土産で頂き物。後は西ベルリンのエジプト博物館で盗み撮りしたネフェルティティ王妃像の写真、千里の民博で買ったスカラベのペンダント。関連の書籍、いっぱい!
97年にルクソール事件があって、残念ながら片思いのまま現在に至るって感じです。
やっぱり、行きたいかな~!!!
2008年09月21日 17:05
うつうつ胃先生(^^♪
うちのガイドのアビールさんがとっても良かったんです。
日本語の語尾は時々おかしくなるけど、ガイドの仕事にプライドを持っていて、エジプトの歴史もとっても詳しいんです。私の頭の中で、混乱気味だったエジプト史をとても丁寧に解説してくれて、感激!!
彼女は、カイロ大学の日本語学科(?)をほぼ首席に近い成績で卒業しているそうで、成績優秀者だけが参加できる大学主催の日本への研修旅行で、日本にも来た事があるそうです。二児の母で、子供がある程度手が離れた数年前からガイドをしているとの事ですが、あんなに素敵なガイドさんははじめてかも♡♡
旅行で良いガイドさんに当たると、とっても旅行の幅が広がります。
うつうつ胃先生も片思いのままにしないで、是非エジプトに行ってみてください。アビールさんが待っているかも・・・・。
2008年09月21日 17:40
これぞエジプト!
砂漠に、らくだピラミッド!そしてスフィンクス。
ピラミッドの中は、TVで良く見ました。
吉村作治さんの解説付きで。( ̄m ̄*)プッ
通路は、とっても狭いんですよね?
無理な体勢で、たどり着いた先が暗い石棺だけの部屋は、確かに虚しいですねー。

スフィンクスを手なずけた魔子さんなら、らくだも手なずけただろうと思いましたが…。
乗らなかったのねー。
2008年09月21日 20:23
ぽぽ様(^^♪
スフィンクスを手なずけたのは、娘です。
私は人間以外の生き物は苦手で・・・・。
あっ! 
スフィンクスはネコ(ライオン?)の体にカフラー王の顔をした石像でしたよね( ̄m ̄*)プッ
この日は娘とペアルックなので、間違えられても不思議じゃない何て言ったら、娘に怒られます。
確かに顔はとってもよく似ているのですが、体型がね。。。(; ´Д`)
2008年09月26日 19:09
お言葉通り、やはりエジプトと言えば、ピラミッドとスフィンクスですよね。
是非、一度、ピラミッドの中に入ってみたいものです。
ラクダに乗った警察、面白いですね。
2008年09月26日 20:37
桃源児様(^^♪
ピラミッドの中は、暗くて狭くて・・・。
時間帯によっては暑くて・・・・が加わるようです。
迷路の中を自由に吉村作治さんと見て周れるのなら、価値はありますが、そうでなければ入ったという満足だけ(笑)
警察官がらくだに乗っていて、何かあったとき、車に追いつけるのでしょうかね? 撮っちゃダメと言われると、無性に撮りたくなってしまうのか、みんなこっそりカメラに納めていました。

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