新型インフルエンザ ~パンデミック一歩手前~

本日、WHOよりの発表で新型インフルエンザの警戒水準がフェーズ4からフェーズ5に引き上げられました。
ここ最近のニュースで、この警戒水準についていろいろコメントがあるので、ご存知とは思いますが、もう一度おさらいしてみましょう。


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豚から人への感染が認められるようになった段階がフェーズ3です。
これまで、発令されていたフェーズ4というのは、特定の地域で人から人への感染が認められるようになった段階です。つまり、感染がメキシコに限定しており、各国での発症もメキシコで感染した人が帰国して発症というものでした。
そして今回のフェーズ5です。これは、
メキシコに限らずかなりの広い地域で人から人への感染を認めるという段階です。パンデミックになる可能性が高く、パンデミック一歩手前の段階といえます。

ここで注目してもらいたいのですが、この警戒水準はあくまで、人から人への感染力の問題を言っているだけで、致死率や毒性とは関係ありません。
フェーズ4や5に引き上がったからといって、今回のメキシコから発生した豚インフルエンザの変異株が、過去のスペイン風邪のような致死率で広がっていく事になったわけではありません。
まだ確定ではありませんが、今回の新型インフルエンザは、今のところどうやら弱毒性であろうと言われています。弱毒性とはウイルスが呼吸器系のみに影響を及ぼすもので、鳥インフルエンザのような強毒性のものは脳や内臓など全身に増殖して多臓器不全を引き起こすものとなっています。
ですので、今の新型ウイルスがこれ以上特に変異をせずに流行していくのであれば、パンデミックを起こしても、約200万人が死亡した57年のアジア風邪くらいかもしれないと専門家は言っています。

では、私たちはどうすればいいのでしょう。
現在日本で感染者が出ていない以上、普段の生活では特に問題ないように思いますが、備えと情報収集が必要です。
備えとしては、体調を万全にしておくというのはもちろんですが、もし日本国内でも急速に流行するような事があっても、外出を手控える事ができるように、日常品や食料など2週間程度は買い揃えておく必要があるかと思います。
また今のところ、感染者が出ていないとのことですが、海外駐在の人たちや観光旅行よりの帰国組が続々と日本に入ってきています。水際作戦を頑張ってはいますが、ウイルス感染の潜伏期間を考えれば、万全とはいえません。特に、豊中は伊丹の空港があります。また南に行けば関西国際空港があります。大阪港・神戸港などもあり、海外との接点は多いところです。いつ何時、網を潜り抜けて日本での発生1人目をみないとも限りません。情報収集を怠らず、できるだけ人込みに出かけることは避けるなどの注意が必要かと思います。

自分が感染者となった可能性がある場合ですが・・・・。
絶対にかかりつけ医を直接受診することはしないでください!!
地域の保健所に電話をした上で、
発熱外来の受診などの指示を受けてください。
普通の医療機関は院内感染の問題がクリアできていません。


そして、最後にこれは私見ですが。。。。
定額給付金も入ったせっかくのGWのお休みではありますが、旅行などは控えた方がいいのではないでしょうか。海外旅行など、とんでもないと思いますが。。。。
別に、仕事が忙しくて旅行に行けない僻みではありませんよ。
「せっかく取れたお休みだし・・・」、「もう予約もしているから・・・・」とマスク程度の防御でこの時期に海外に行こうという日本人の平和ぼけに驚かされます。
外国では、個人の安全は個々で守るものという考え方がしっかり根付いています。日本人もこの機会に、健康・安全というのは個人で守るべきものなのだということをしっかり認識する必要があると思います。


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