豚インフルエンザ ~パンデミックの始まり?~

とっても気になるニュースが飛び込んできました。

豚インフル:メキシコで60人死亡 800人に感染の疑い
豚インフル:新たなウイルスに変異の可能性 専門家の見方
豚インフル:人への感染 厚労省など対応に追われる
豚インフル:厚労省が情報収集 専門家ら大流行を警戒

 世界保健機関(WHO)は24日、米国とメキシコで、豚インフルエンザの人間への感染が疑われる事例が発生し、メキシコで60人が死亡したことを明らかにした。

 WHOによると、米カリフォルニア州で5人、テキサス州で2人が感染。メキシコでは、3月終わりから現在までに、豚インフルエンザ感染が疑われる患者800人が報告されている。米国の患者はすべて回復に向かっているが、メキシコでは、60人が死亡した。感染者は健康な若い大人が多く、3歳以下や60歳以上の感染報告はほとんどないという。

 WHOの感染症対策官は、「鳥インフルエンザが、人の間で大流行を起こす新型インフルエンザに変異する可能性が高いと警戒されてきたが、豚インフルエンザも、基本的には同じだ。人から人に感染する新型インフルエンザの大流行につながる可能性もある」と述べ、警戒感を示した。また、米国の7人が感染したウイルスはH1N1型。メキシコで感染が広がっているウイルスは、まだ型が判明していない。03年以降、各国で計250人以上の死者を出している鳥インフルエンザはH5N1型。メキシコでの豚インフルエンザの感染者拡大で、人から人への感染力を持つ新たなウイルスに変異している可能性が出てきた。

 豚インフルエンザの疑いによりメキシコで60人が死亡したとの報道を受け、厚生労働省は情報収集を始めた。専門家からは人から人へ感染するパンデミック(大流行)を懸念する声があがる一方、季節性のインフルエンザとの見方も出ている。

 今回のウイルスは、H1N1型。現在も冬に流行するAソ連型と同じ型だ。このため、世界中の人がこの型のウイルスに対して免疫を持つ。この点が人が免疫を持たない型(H5N1型)の鳥インフルエンザとは異なる。またH1型のウイルスは、強毒性のH5型に比べ毒性が低い。喜田宏・北海道大教授(ウイルス学)は「Aソ連型によって、ある程度免疫を持つ人は多い。豚インフルエンザだけではなく、他の型のインフルエンザウイルスや細菌などとの同時感染だった可能性もある」と話す。

 一方、死亡率の高さから大槻公一・京都産業大鳥インフルエンザ研究センター長(獣医微生物学)は「従来の豚インフルエンザの範ちゅうを超えており、これまでにないウイルスになっている可能性がある。H5N1型に限らず、別の型でも鳥から豚に感染し新型インフルエンザとなって感染が広がる可能性がある」と話す。田代真人・国立感染症研究所ウイルス第3部長は「人と豚のインフルエンザでは重症度や感染力が異なり、感染拡大の可能性はある」と警戒を求める。

 国立感染症研究所の田代真人・ウイルス第三部長は「米国のウイルスはH1N1型だった。メキシコでも全員が同じ型かどうかWHOが確認中。同一であれば人から人への感染が広がっていることを示し、パンデミックの始まりになる」と説明する。

 新型インフルエンザに詳しい外岡(とのおか)立人・元小樽市保健所長は「メキシコでの死者は25~40歳の若年層で、急激に症状が悪化したとみられる。パンデミックの始まりを疑った方がいいのではないか。すでに日本にウイルスが入っている可能性もある。検疫を強化すべきだ」と指摘する。


                         毎日新聞記事より抜粋編集


専門家の間でも、これらをパンデミックの始まりと考えるのか、通常の季節性の流行と考えるのかは、意見の分かれるところです。
私のような若輩者が意見を言える立場ではないのかもしれませんが、若い体力のあるはずの健康成人の間での急速な流行と死亡例の報告を聞くと、通常の季節性の流行とだけでは説明がつかないように思います。鳥インフルエンザからパンデミックが起こる事ばかりを警戒している人類への警告と考えて、しっかりした対応をしていかないといけないのではないでしょうか。

今日からゴールデンウイークの長期のお休みをとって海外に行かれる方も多いのか、出国ラッシュとの報道がありました。メキシコ・アメリカなどは、日本人にとってはなじみの深い国ですので、訪れる方も多いのではないでしょうか。どうか健康に気をつけて、楽しい旅行になるように願っています。


米国やメキシコへの出国者には、マスク着用や手洗い、うがいの励行などを求める文書を空港で配布する。外務省のホームページでも海外渡航者向けの注意喚起を始めた。           

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック

  • 豚インフルエンザ銘柄

    Excerpt: 豚インフルエンザ関連銘柄で考えられるのはマスクですね。SARDS対策用のマスクを販売している企業があります。製造はしていないのですが、独占的に販売している企業です。もちろん上場企業です。その企業の株価.. Weblog: デボネアコンサルティング racked: 2009-05-05 22:39